山村振興セミナー

山村地域の地域資源を活用した商品開発に取り組みたいと考えている方、今後、「山村活性化対策事業(交付金申請含む)」に取り組みたいと考えている方へ向けた事業です。

年間スケジュール(予定)

マーケティング基礎講習(基礎講座30分、テーマ別30分)

セミナー内容

過去~現在の地域資源の発掘

過去から現在の地域の商品、サービス及び背景となる地域資源を棚卸し、付加価値を検証、商流や地域政策を踏まえた新たな地域資源を活用した商品、サービスを検証します。

  • セミナー①

    地域資源の棚卸①商品・サービスの再考

    各地域において、過去から現在までに展開されていた商品、サービスを作り手や文化歴史、自然等、拝見を整理し、地域ならではの価値、物語を再考します。

    テーマ別講義
    「山村ならではのメリット・注意点」

  • セミナー②

    地域資源の棚卸②商品(サプライチェーン)の整理

    商品、サービスが作り手から消費者に届き、活用するまでの商流(サプライチェーン)を検証し、従来ある商品、サービスに加え、新たに生み出される地域資源を活用した商品、サービスを整理します。

    テーマ別講義
    「物流の整理」

  • セミナー③

    地域資源の棚卸③官(自治体)の政策への理解と整理

    地域の産業振興と合わせた生活基盤整備を主体的に担う自治体の政策(課題及びニーズ)を分類・整理し、地域ごとの政策的優先順位への理解及び農林水産業振興を起点とした政策への落とし込みを検証します。

    テーマ別講義
    「国・地域の政策について」

現在~未来の「地域のファン」設定

地域資源の棚卸により整理された付加価値の高い商品、サービスを活用する山村地域のファンを設定。加えて具体的な活用シーンを地域内外でイメージしていきます。

  • セミナー④

    マーケット・ターゲットの設定①ペルソナの設定

    山村地域を応援するファン像をイメージし、ファンの山村地域に求めるニーズを設定。併せてそのファンの生活圏(マーケット)を設定し、具体的な商品、サービスの提案のイメージを醸成していきます。

    テーマ別講義
    「広報・PR手法について」

  • セミナー⑤

    マーケット・ターゲットの設定②消費者の利用シーンを考える

    5W1Hを活用し、ファンが商品、サービスを活用するシーンをファンの通常の暮らしの中及び地域への来訪時における非日常体験(農泊・農業体験等)を設定します。

    テーマ別講義
    「表示義務・HACCP等」

現在~未来の事業(プロジェクト)設計

設計された地域資源を活用した商品、サービスを事業化するための中期計画及び中期計画を推進するためのチーム(組織形成)を設計。中期計画においては、数値(KGI、KPI)を設定します。

  • セミナー⑥

    事業設計①事業ビジョン・将来展望を考える

    山村交付金の活用を前提としつつ、交付金事業終了後の将来像を中期計画として設計し、バックキャストにより年次に落とした計画を策定します。

    テーマ別講義
    「少量生産における事業者連携」

  • セミナー⑦

    事業設計②事業推進のチームを考える

    事業を推進するための機能、役割を加味したチームを抽出し、組織体制を設計。併せてマネタイズをテーマにしたステークホルダーマップを設計します。

    テーマ別講義
    「インパクト投資を考える」

修了証の授与

  • セミナー全7回を通じた学びをいかし、自身の地域で「商品開発」に取り組む場合の事業設計・事業コンセプト等についてレポートとしてまとめていただきます。(A4用紙2〜4枚程度)
  • レポートについてはメインコーディネーターが評価いたします。
  • 修了証の授与については、レポートの審査結果を踏まえて農林水産省・運営事務局で協議の上、決定いたします。
  • 最優秀レポートに選ばれた方は「成果報告会(2026年3月開催予定)」にて表彰いたします。

受講者同士のネットワーク構築

マーケティング基礎講習受講者だけではなく、商談会参加者、ワークショップ参加者も含め、facebookを活用し、広くネットワークの構築を行います。

ビジネスモデル作成ワークショップ(事業化実現へ向けた勉強会)

地域資源を活用して新商品・サービス開発等を行いたいと考える山村地域の方を主体として、専門家支援のもと、実際に事業を企画する勉強会を開催します。(専門家とのマッチングは事務局で行います)

ワークショップ内容

過去~現在の地域資源の発掘

過去から現在の地域の商品、サービス及び背景となる地域資源を棚卸し、付加価値を検証、商流や地域政策を踏まえた新たな地域資源を活用した商品、サービスを検証します。

  • 勉強会①

    地域資源の棚卸①商品・サービスの再考

    「地域の棚卸シート」を作成しながら、地域の商品・サービスの棚卸を行います。

  • 勉強会②

    地域資源の棚卸②商品(サプライチェーン)の整理

    「サプライチェーン整理シート」を作成しながら、地域資源の棚卸を行います。

  • 勉強会③

    地域資源の棚卸③官(自治体)の政策への理解と整理

    「地域課題整理シート」を整理しながら地域の産業振興(稼ぐ)と生活基盤整(暮らす)の両面から自治体政策を考えます。

現在~未来の「地域のファン」の設定

地域資源の棚卸により整理された付加価値の高い商品、サービスを活用する山村地域のファンを設定。加えて具体的な活用シーンを地域内外でイメージしていきます。

  • 勉強会④

    マーケット・ターゲットの設定①ペルソナの設定

    「ペルソナ設定シート」を活用し、ターゲットとマーケットを整理します。

  • 勉強会⑤

    マーケット・ターゲットの設定②消費者の利用シーンを考える

    「消費者のシーン設計シート」を活用し、5W1Hを考えます。

現在~未来の事業(プロジェクト)の設計

設計された地域資源を活用した商品、サービスを事業化するための中期計画及び中期計画を推進するためのチーム(組織形成)を設計。中期計画においては、数値(KGI、KPI)を設定します。

  • 勉強会⑥

    事業設計①事業のビジョン・将来展望を考える

    「中⾧期計画設計シート」及び「数値計画シート」を活用し、中⾧期計画とそれに伴う数値計画を考えます。

  • 勉強会⑦

    事業設計②事業推進のチームを考える

    「仲間シート」及び「ステークホルダーシート」を活用し、関係者を洗い出し、組織図まで設計します。

コンペティション

本セミナーの成果発表の場として「評価会」を開催します。
各分野の専門家を招聘し、ワークショップで作成した事業計画に対してコメント・評価をもらうことで、より実現性の高い事業計画の作成を目指します。

オンラインサロン

実際にワークショップを受けているもしくは、ワークショップを経て山村交付金を受託、進行しているプロジェクトやそれを支えているメンターを集結させ、テーマを決めてディスカッションを行い、山村実施主体同士の交流機会を図ります。

開催内容

  1. 1回目:地域資源のテーマの設定(ワークショップを通じてやっていたこと)
  2. 2回目:仲間づくり
  3. 3回目:申請要件、整理、準備(山村振興計画の策定等)の整理をどうしていたか
  4. 4回目:事業計画の設計から修正までのやり取り
  5. 5回目:事業受託後の状況

参加申し込み

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